断熱材にまつわる欠陥(その1)
駄目な断熱材施工例
大工さんの中には、断熱材なんて「はっきりいってー、ドーデもいいぜッ、それより和室の仕上げを見てくれ」と思っていいる人がいます。でも、断熱材の入れ方が間違っていると結露、カビ、白蟻、その他もろもろの被害を受けてしまうという重要な部分です。大工さんのほとんどが(間違っていたらごめんなさい)断熱材に無頓着で突っ込んであれば良いとしか考えていないみたいです。一般的な大工さんが施工した家を見ると
ほぼ、100%どこか間違った施工をしています。
間違える所は、大体いつも同じなので見つけるのも簡単です。ところが、何年やっても全然できない人がいます。
実は先日、キャリア20年の大工に新築を任せたのですが、この人は断熱材の入れ方が全然分からず、公庫の仕様書と首っ引きでやっていました。何度かやり直しをさせたのですが、とうとう彼は途中で現場を放棄してしまいました。今まで、他の現場でも自分のやり方が正しいと信じていたみたいです。そして、彼は今もどこかで欠陥住宅を作り続けている事でしょう。
間違った施工方法
写真ではちょっと分かりにくいかも知れませんが、1階の断熱材が、胴差まで届いていない。1階の場合、壁側は天井の上でも全面に入れないと効果ありません。
正しい施工方法
ちゃんと胴差まで断熱材が隙間なく詰まっていなければなりません。
間違った施工方法
なんと、ガムテープで! 専用のテープがあることさえ知らなかったらしい。
正しい施工方法
専用テープで湿気を通さないようにしなければ何の意味もありませんね。
左の写真のような現場で作った出窓まわりは、断熱材を入れ忘れるのが多い所。要注意!知っている大工さんは入れてくれるけれど、ほとんどの大工さんは、入れない。こういう出窓は台所などの火を使うところによく使われるので、冬場の結露が起きやすい場所です。
間違え発見!
やっぱり入っていない! 出窓を下から見上げたところです。予想どうりの所で間違えるのでやんなります。
間違った施工方法
2階の床と胴差の間に根太の成の分だけ断熱材が入っていない。よくある欠陥。大半の大工がこれに気が付かない。注意してもどこが悪いか分からない部分。素人さんはこの写真ではなにが悪いか分からないでしょう。