欠陥住宅を考える。
出来上がった外見では、分からない欠陥住宅!あなたの家は大丈夫ですか
巷で噂の欠陥住宅ですが、まずその定義からはっきりしていません。また、一部TVの
過剰報道から単なる傷やよごれまでもが、欠陥住宅扱いされるみたいです。ここで、
冷静に欠陥住宅とは何か真剣に考えていきたいと思います。
私が考える欠陥住宅の定義です。
住宅において、構造的に欠陥があり期待どおりの断熱性能、耐震性能、防火性能、遮音性能が不足
する住宅。さらに、材料の選定等が悪く不適切な場所に使われている場合も含む。
★具体的に、なにをもって欠陥とするかですが公庫融資住宅なら公庫仕様書どおり施工されていなければならない
はずです。仕様書どおりの材料、方法で作られていても施工者の質に対する意識が希薄であれば結果として欠陥
住宅となります。さらに、熟練した施工者でも思い違い、又は知らなかったために欠陥住宅を無意識に作り出す事も
あります。工期的に又は予算的に欠陥住宅となる場合もあります。最悪なのは確信犯的な施工です。予算が少な
い、工期が無いなんて事が理由で欠陥住宅を作るのであれば同業者としては、やりきれない気持ちです。あと、設計
ミスなんてものもあります。設計者が無知な場合と、施主様の強い要望でまずいとは知っていながら(姉歯さんタイプ)
やってしまったなんて事件もあります。日本で一番えらい建築家の先生の作品ですら意図せず雨漏りする。
建築の欠陥は意図しないところにおきるのが一般的で、一概に施工者もしくは設計者のみの問題ではないことも
確かです。
下の実例で皆さんもなにが原因か一緒に考えてください。
欠陥住宅実例集
★このコーナーを作っていて、悪いと思いながら他人の現場に忍び込んで写真を撮ってきたりしています。しかし、はっきりいってひどい現場がたくさんあります。特に建て売りと、不動産業者が請け負って建てた現場は目も当てられません。今まで他人様の現場はあまり見ていませんでしたが、改めてよくみると、このまま建てたらマズイのがいくつもあります。でも、自分の現場じゃないので教えてあげられないのが残念です。
私が自分で施工管理している現場でもマズイ所は必ず出てきます。それは、施工をしている大工が正しい施工を知らないのがほとんどです。現場でトンチンカンしている人の大半は「早く仕上ればナンボの儲け」という考えがあります。その現場さえ終われば「後は他人」の考えです。施主様は素人です。仕上がりの材料やデザインに目がいくのは仕方ないとしても安易な人が大勢います。年間何棟建てているから安心な会社だと思う人もいるかもしれません。いくらあなたにとって信頼のできる業者であってもハウスメーカであっても現場を任せては危険過ぎます。それが住宅保証機構の10年保証をとった現場でも変わりありません。検査官の多くは役所の天下りだと聞きました。本当の意味で検査したら100棟中98棟くらいは駄目でしょう。私自身まだまだ半人前ですが施主様に代わって厳しく現場をみていきます。(厳し過ぎて逃げた大工もいます)。
上の写真と本文は一切関係ありません。